現在の日本では、新幹線網や高速道路網が発達しているとはいえ、超長距離移動や地方都市間の移動の場合、飛行機を使った方がいい場合も多いです。特に北海道や沖縄への遠征、またはその逆、北海道や沖縄在住の方がアウェイ遠征に行く場合は、基本的に飛行機移動となるでしょう。
ここでは、アウェイゲームに行くための手段、【飛行機で行く場合】について、解説したいと思います。
メリットとデメリット
飛行機を利用してアウェイ遠征に行く場合のメリットとデメリットです。
まずはメリットから。
- 速い 公共交通機関の中で一番速く移動できる
- 主要路線だけでなく、地方路線も充実している
- 割引制度がある、格安航空会社が利用可能
一番のメリットは移動速度の速さです。公共交通機関の中では一番速く移動できる乗り物です。
移動時間が短縮できるため、目的地に到着した際にも観戦以外の時間を有効活用することができます。
日本は山や海が多く地上を移動する場合、山や海を回避する必要があるため遠回りになる場合もありますが、飛行機であればそんな山や海を飛び越えていくことができます。そのため、主要都市を結ぶ路線だけでなく、地方都市同士を結ぶ路線もあり、対戦カードによっては移動が便利です。
大きな割引制度があったり、格安航空会社が参入しているのが飛行機の特徴です。
割引制度は数多くの種類がありますが、一般的なのは早期購入割引です。割引率も大きいですが、予約変更に制限があったりと制約が多いのも、飛行機運賃の特徴です。
また、LCCと言われる格安航空会社が数多く参入しているため、同じ路線でも運賃の幅が大きく、想像以上に安く航空券が買える場合もあります。
次にデメリットです。
- 正規運賃が高い
- 路線によっては、時間が限られる
- 搭乗している時間以外の時間が多い
- 天候に左右されやすい
運賃が高いのは新幹線と同様、正規運賃だと新幹線以上です。
人数分の運賃が必要なのも、公共交通機関を利用する場合は仕方がないことです。
長期休暇の時期は、規制や旅行で利用する方も多く、運賃が高くなっています。各種割引なども多くあるので、遠方アウェイへ遠征する場合は、日程発表直後から計画し、航空券は早めに購入しましょう。
主要都市同士を結ぶ主要路線の場合は、便数も多く選択の幅がありますが、地方路線の場合は、1日数便といった場合もあり、遠征の日程が制限されることが多々あります。
騒音が大きかったり広大な土地が必要なため、郊外など都市部から離れたところに空港がある場合が多いです。そのため、空港からスタジアムまでの移動に時間が掛かったり、また、搭乗する際にも手荷物検査があったりと待ち時間が多くなります。
飛行機が空を飛ぶ乗り物である以上、天候に左右されることは避けられません。特に台風が直撃した場合は、欠航になります。ただ、台風が直撃すれば試合自体も中止になりますが...
費用
飛行機でアウェイ遠征に行く場合に掛かる費用について見ていきましょう。
・航空券代
基本的には、航空券代だけです。但し、これは大手航空会社の場合です。
LCCを利用する場合、発券手数料などの各種手数料が掛かったり、座席指定や荷物を預ける場合にも料金が必要になる場合もあります。利用する場合は、各航空会社のホームページ等で必要な料金を確認してください。
もう一つ注意しなければならないのが、LCCの発着空港です。着陸料が高かったり、混雑する空港を避けて、郊外の空港を使うことが多々あります。そのため、空港へのアクセスに余計なお金が掛かる場合があります。
また、大手航空会社でも、荷物を預ける際に重量オーバーした場合に超過料金が掛かるので注意が必要です。
飛行機の運賃には、多くの割引運賃や割引の方法があります。
早期購入割引や往復割引、シニア割引というものまであります。
また、よく聞くのが、マイルを貯めて航空券と引き換える方法です。飛行機に乗らなくても、マイルが貯まるクレジットカードを買い物に利用することでマイルを貯めることができます。
また、新幹線と同じく、株式上場している航空会社の株主優待券を利用することで飛行機代が5割引になります。
今回は、飛行機でアウェイ遠征に行く方法をご紹介しました。
飛行機を利用するのは、遠方アウェイがメインになるでしょう。そのため、多くの場合で宿泊を伴ったり、ご当地グルメを堪能したりと支出も多くなりがちです。
旅行プランを早めに考えたり、各種割引制度を利用して、賢くアウェイ遠征しましょう。