全都道府県での緊急事態宣言の解除が視野に入り、Jリーグの再開時期についての報道が増えてきました。
再開時期は6月下旬?
Jリーグが最速で6月末に再開する可能性が出てきた。関係者の話を総合すると、25日に政府が、残る北海道、関東1都3県の緊急事態宣言を解除した場合、6月末のリーグ戦再開を視野に入れて調整を始めるという。J1は水曜、土曜開催が基本で24か27日が候補となる。スタジアムの使用可否、各自治体との調整でずれ込んだ場合は、7月4日、同8日を再開ポイントとしている。当面は無観客試合として行う見通しだ。
スポーツ報知
再開日程は7月4日を第1候補に準備が進む。29日の実行委員会で決定の運びで情勢次第で6月末に早まる可能性もあるという。各クラブとも準備期間は全体練習の開始から少なくとも4週間は設けることで合意。
スポーツニッポン
再開時期は6月下旬か7月上旬で話が進んでいるようです。
まだ活動再開できないチームもあるので、準備期間を考慮すると、7月からの再開が妥当なところでしょうか。
再開時期と延期試合数
・J1
再開時期 | 延期試合数 | 延期節 |
6月27日 | 17試合 | 第2節~第18節 |
7月 1日 | 18試合 | 第2節~第19節 |
7月 4日 | 19試合 | 第2節~第20節 |
・J2
再開時期 | 延期試合数 | 延期節 |
6月27日 | 20試合 | 第2節~第21節 |
7月 4日 | 21試合 | 第2節~第22節 |
・J3
再開時期 | 延期試合数 | 延期節 |
6月27日 | 14試合 | 第1節~第14節 |
7月 4日 | 15試合 | 第1節~第15節 |
カテゴリーによって違いはありますが、現在の見通しで再開できたとしても、既に半分近くの試合が開催できていないことになります。
当面は無観客での開催か?
専門家チームからは当面の無観客試合の実施、事前検査の実施、観客の接触追跡をする「トレーシング」を推奨され、村井チェアマンは全て検討する意向を示した。
日刊スポーツ
当面、全国一律無観客で開催する方向となったが、反論は出なかったという。
スポーツニッポン
Jリーグでは当初から無観客での開催は最終的な手段として考えていましたが、中断が長期化していること、緊急事態宣言が解除されたとはいえ未だ密集を避けるなど通常のように観客を入れての開催で感染拡大のリスクがあることなどが考慮され、当面の間は無観客での開催となる見込みです。
対戦カードの見直し?
対戦カードも移動距離を考慮して再開当初は近隣同士の対戦にすることも共有した。
日刊スポーツ
再開に際しては、対戦カードが変更される公算が大きい。チェアマンは「終息していれば問題ないが、危険と並走しながらであれば、用心しながら、隣接する地域でのマッチメイクを考えていこうと思います」と移動リスクを排除する考えを明かした。
スポーツ報知
専門家からはこの日、移動のリスクが改めて指摘された。Jリーグでは換気に優れた飛行機、新幹線だけでなく多くのバス移動も伴う。県をまたぐ移動を不安視する声も予想され、まずは移動距離の短縮から始める。全てが長距離移動となる札幌は一時的に拠点を移す計画もある。再開カードは火花散るダービー戦が増えそうだ。
スポーツニッポン
7月4、5日はJ1では第21節が予定されていて、対戦カードも既に発表されていますが、対戦カードが変更になる公算が大きいようです。
再開時期が見えてきましたが、無観客試合や対戦カードの見直しなど、通常の試合開催とはいかないようです。