Jリーグから「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」が公開されました。感染防止に留意しながらの試合運営と行動指針について示されています。
新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン
Jリーグ再開後の見直し日程発表に先駆けて、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインがJリーグから公開されました。
また、解説:「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」とは?という解説も出ています。
我々サポーターが気になるのは、いつから観戦できるのか?いつから声出し応援ができるのか?ではないでしょうか。
ガイドラインで示されている、試合観戦の目安について見ていきます。
試合観戦の制限について
6月27日~
6月27日に開催されるJ2、J3から、7月8日に開催されるJ1までは、すべての試合がリモートマッチ(無観客試合)です。
各カテゴリーとも2試合が該当します。
観戦するには、地上波やBSでの中継が無い場合DAZNへの加入が必要になります。
7月11日~
ここからスタジアムでの観戦が可能になります。
ただし、大きな制限があり、入場者数は5,000人またはスタジアムの収容人数の50%のどちらか少ない方が上限になります。また、座席間隔を1m空けるという制限もあるため、スタジアムの座席配置によっては、入場者数がさらに少なくなる場合もあります。
入場者はクラブが決めることになりますが、基本的にはシーズンチケット購入者が優先になるところが多いようです。
座席については、観戦者同士の間隔を確保するため、感染者が出た場合に追跡ができるようにするために、全席指定席となるようです。
また、この時期は、アウェイサポーターの入場はできません。
9月7日~
入場者数が、スタジアムの収容人数の50%まで拡大し、座席間隔も1席程度になります。
入場可能な人数が大幅に増えますので、アウェイサポーターの入場も可能になります。ただし、どの程度をアウェイサポーターに割り当てるかはクラブに依ります。
「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」 適用時期の変更について(8月11日更新)
観客数の緩和時期の変更が発表されています。
時期未定
入場者数に制限の無い、通常の試合観戦が可能になる時期は未定です。
今後の感染状況などを見ながら決めていくことになります。
観戦時の制限
入場制限の無い段階になるまでの間(厳戒態勢時)、以下の行為は禁止です。
応援スタイルについても、以下の行為は禁止となる。
Jリーグ「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」
・応援を扇動する
・歌を歌うなど声を出しての応援、指笛
・手拍子
・タオルマフラー、大旗含むフラッグなどを “振る “もしく は”回す “
・トラメガを含むメガホンの使用
・太鼓等の鳴り物
・ハイタッチ、肩組み
・ビッグフラッグ(ただし、お客様がいない席に掲出する場合は容認)
入場制限が解かれるまでは、選手に声を届けることもできないようです。
Jリーグが再開するとはいえ7、8月は観戦に関して多くの制限があります。
しかし、今回の入場制限は新型コロナウイルス感染拡大防止のためです。Jリーグの試合関係者から感染者を出さないことが、今年のJリーグを成立させるために必要なことです。皆さんで協力して、感染拡大防止に努めていきましょう。